殺戮都市

優の誘いをなんとか躱し、服を取りにシャワールームに。


しっかり絞ったと思ったけど、全然乾いていなくて。


濡れた服に身を包み、シャワールームを出た。


「あ、そう言えばさ、真治が寝てる間にバージョンアップ?があったみたい。新武器追加だって」


ペトペト張り付いて気持ち悪い服を肌から離しつつ、優が言った言葉で端末を取り出した。


画面を見ると、ガチャの所に案内がある。


新武器……拳銃追加!?


星5レアに、殺傷能力が全武器中最強の拳銃が登場。


連続6発まで射撃可能で、リロードは10分で1発、自動的にされる。


という内容で、新たな星5レアに誰もが飛び付く事は目に見えていた。


「俺もやってみようかな。ダメでも強化に使えるし」


ソウルの数を確認すると、なんと68個。


無我夢中で暴れていて、どれだけの人間を殺したか分からなかったけど、この数字が殺した数を教えてくれていた。


「お兄ちゃん、ガチャやるの?良いの当ててね!」


俺がやろうとしているのを見て、目を輝かせる亜美。


お姉ちゃんがやるのを、こうやってワクワクしながら見てたんだろうなあ。


俺も少しワクワクする。