殺戮都市

この僅かな時間で、俺はどれだけの人を殺したのだろう。


端末を見れば分かると思って見てみるけど……ソウルは変わらず3。


戦闘終了のリザルトで追加されるんだろうなと思いながら、俺はあのビルへと急いだ。


亜美と優がいる、あのビルへ。


街は……人が消えたように静かになった。


何処かに潜んでいる人はいるだろう。


キングを守ろうと、守りを固めている人もいるだろう。


葉山に殺されてから、どれくらい時間が経っただろう。


太陽が昇らないこの街では、時間の感覚が無くなる。


死んですぐに生き返ったのか、それとも時間が経過してから生き返ったのか。


喫茶店で会った、優の仲間の女子高生はすぐに生き返って俺達に復讐しようとしてたから、それほど時間は流れていないのか。


一人で歩いていると、変な事ばかり考えてしまう。


しばらく歩いて、俺が殺されたデパートが見えて来た。


思い出すだけで悔しくてたまらない。


手も足も出なくて、あっさり殺されてしまったから。


だけど……まだ今は行く事が出来ない。


戦闘が終了して、怪物が引き上げるその時までは。