「奈央!行かせないんだから!そいつに騙されてるんだよ!」
明美さん……撃ったのか!?
ただ見送りに来ただけの奈央さんを、あんたは!
「な、奈央さん!しっかり!だ、大丈夫だよ……今に光の粒になって、また南軍のどこかで……」
「上手く……行かな……いね」
最後に絞り出した声。
奈央さんの手が、微かに俺の頬に触れて……。
力なく身体の上に落ちた。
「おいガキ。次は油断しねぇぞ?テメェにまぐれはもう二度とねぇと思え!」
奈央さんの呼吸が止まり、身体が光の粒に変化する……はずなのに、一向にその変化が見られない。
「な、奈央?」
命を奪った明美さんも、この異変に気付き始めた。
ソウルは……いくつあったんだ!?
奈央さんは、ガチャをしてソウルを残さなかったのか!?
だとしたら……強くなろうと焦りすぎだよ。
いや、もしかすると早く新崎さんと一緒の所に行きたいと思って……。
「……何で。何で奈央さんを殺した!!奈央さんはただ、俺を見送りに来てくれただけなのに!あんたの仲間だったんだろ!!」
奈央さんの亡骸を地面に置き、日本刀を引き抜いて俺は吠えた。
明美さん……撃ったのか!?
ただ見送りに来ただけの奈央さんを、あんたは!
「な、奈央さん!しっかり!だ、大丈夫だよ……今に光の粒になって、また南軍のどこかで……」
「上手く……行かな……いね」
最後に絞り出した声。
奈央さんの手が、微かに俺の頬に触れて……。
力なく身体の上に落ちた。
「おいガキ。次は油断しねぇぞ?テメェにまぐれはもう二度とねぇと思え!」
奈央さんの呼吸が止まり、身体が光の粒に変化する……はずなのに、一向にその変化が見られない。
「な、奈央?」
命を奪った明美さんも、この異変に気付き始めた。
ソウルは……いくつあったんだ!?
奈央さんは、ガチャをしてソウルを残さなかったのか!?
だとしたら……強くなろうと焦りすぎだよ。
いや、もしかすると早く新崎さんと一緒の所に行きたいと思って……。
「……何で。何で奈央さんを殺した!!奈央さんはただ、俺を見送りに来てくれただけなのに!あんたの仲間だったんだろ!!」
奈央さんの亡骸を地面に置き、日本刀を引き抜いて俺は吠えた。



