誰を信じるか、何を信じるかで、この街での行動は大きく変わる。
それはこの街に限った事ではないけれど、次に会った時は殺し合うかもしれない事を考えると、元の世界よりも荒んでいる。
「明美……ごめん、真治君。明美は頑固だから。でも、悪い子じゃないんだよ」
「俺のせいですよね。俺が新崎さんを斎藤から守れていれば……」
今でもあの時の光景を思い出す。
必死に俺を呼んでいた新崎さんの表情。
背後に死を感じていたから、あれだけ必死だったんだろうな。
奈央さんを一人にしたくないと思っていたんだろうな。
それなのに俺は。
「悪いのは斎藤だったんだね。それなのに、斎藤と真治君が戦ってる時、私達は斎藤の応援をしてたんだ。和馬を殺したのは真治君だって思い込んでさ。何だかバカみたいだね」
「騙されてたんだから仕方ないですよ。それより……奈央さんも一緒に行きませんか?ここにいても斎藤に狙われるかもしれないし、バベルの塔に行く事が出来れば何か……」
と、俺がそこまで言うと、奈央さんは首を横に振った。
「行っても、私じゃついて行けないよ。真治君、少し見ない間に随分強くなったみたいだし。きっと足手まといになるから」
それはこの街に限った事ではないけれど、次に会った時は殺し合うかもしれない事を考えると、元の世界よりも荒んでいる。
「明美……ごめん、真治君。明美は頑固だから。でも、悪い子じゃないんだよ」
「俺のせいですよね。俺が新崎さんを斎藤から守れていれば……」
今でもあの時の光景を思い出す。
必死に俺を呼んでいた新崎さんの表情。
背後に死を感じていたから、あれだけ必死だったんだろうな。
奈央さんを一人にしたくないと思っていたんだろうな。
それなのに俺は。
「悪いのは斎藤だったんだね。それなのに、斎藤と真治君が戦ってる時、私達は斎藤の応援をしてたんだ。和馬を殺したのは真治君だって思い込んでさ。何だかバカみたいだね」
「騙されてたんだから仕方ないですよ。それより……奈央さんも一緒に行きませんか?ここにいても斎藤に狙われるかもしれないし、バベルの塔に行く事が出来れば何か……」
と、俺がそこまで言うと、奈央さんは首を横に振った。
「行っても、私じゃついて行けないよ。真治君、少し見ない間に随分強くなったみたいだし。きっと足手まといになるから」



