バベルの塔に潜入して、この街を造った人物に会う事。
その為には、背中を預けられる仲間が必要で、俺と恵梨香さんはそんな人を探している。
東軍に入り、俺が葉山に殺されるまでの事を細かく説明した。
「結局さ、あんたは女しか助けてないって事でしょ?男は殺して女を囲ってさ。あんたが私をチラチラ見てたの、知ってるんだから」
明美さんの言葉が突き刺さる。
結果だけを見ればそう言われても仕方ないし、確かに可愛い人だと思って見てたけど。
本人の口から言われると、かなりショックだ。
「にかわには信じ難いけど……あのバベルの塔に。本気でそんな事を考えてたの?」
奈央さんは穏やかに、ここからでも見える天を貫く塔を見上げる。
何を考えているのだろう。
やっぱり、この街にいるよりも元の世界に戻りたいと思ってるんじゃないかな。
俺達が塔に行って、その人物に会えたとしても、元の世界に戻れるとは限らない。
入った事もなければ、本当にそんな人がいるかどうかも分からないのだから。
「もうすぐ着きますよ。ほら、そこに見えてるビルなんですけど」
なるべく誰にも会わないようにと、路地を選んで歩いたおかげか、斎藤の追っ手に出くわす事もなく、目的の場所に到着する事が出来た。
その為には、背中を預けられる仲間が必要で、俺と恵梨香さんはそんな人を探している。
東軍に入り、俺が葉山に殺されるまでの事を細かく説明した。
「結局さ、あんたは女しか助けてないって事でしょ?男は殺して女を囲ってさ。あんたが私をチラチラ見てたの、知ってるんだから」
明美さんの言葉が突き刺さる。
結果だけを見ればそう言われても仕方ないし、確かに可愛い人だと思って見てたけど。
本人の口から言われると、かなりショックだ。
「にかわには信じ難いけど……あのバベルの塔に。本気でそんな事を考えてたの?」
奈央さんは穏やかに、ここからでも見える天を貫く塔を見上げる。
何を考えているのだろう。
やっぱり、この街にいるよりも元の世界に戻りたいと思ってるんじゃないかな。
俺達が塔に行って、その人物に会えたとしても、元の世界に戻れるとは限らない。
入った事もなければ、本当にそんな人がいるかどうかも分からないのだから。
「もうすぐ着きますよ。ほら、そこに見えてるビルなんですけど」
なるべく誰にも会わないようにと、路地を選んで歩いたおかげか、斎藤の追っ手に出くわす事もなく、目的の場所に到着する事が出来た。



