「上手い作り話だけど……斎藤さんがそんな事するはずない!あの人は、仲間には優しいんだから!」
話を聞き終わって、真っ先に口を開いた明美さん。
斎藤が良い人だと刷り込まれてしまっているから、何を言ってもダメなのか。
「まあ待って、真治君。隠れていたビルで和馬は死んだんだよね?だったら……そこに案内してくれる?」
「な、奈央!そんな事する必要なんて……」
「もしかしたら、和馬がまだそこにいるかもしれないのよ。それに……今の話が本当だと言うなら、その証拠があるかもしれない」
奈央さんは……新崎さんとどんな関係だったのだろう。
いや、改めて考えなくても分かるか。
きっと、奈央さんにとっては新崎さんは大切な人で、俺を殺す事よりも先に、その亡骸を見付けたいと思っているのだろう。
ビルの中だから、怪物に喰われたなんて事はないと思う。
まだ残っているならば、腐ってしまう前にと。
「案内しますよ。だけど、どんな状態であっても覚悟はしてくださいよ」
決して綺麗な亡骸じゃない。
首が飛ばされている、無惨としか言えない亡骸を見て、奈央さんが取り乱さないとも限らなかったから。
話を聞き終わって、真っ先に口を開いた明美さん。
斎藤が良い人だと刷り込まれてしまっているから、何を言ってもダメなのか。
「まあ待って、真治君。隠れていたビルで和馬は死んだんだよね?だったら……そこに案内してくれる?」
「な、奈央!そんな事する必要なんて……」
「もしかしたら、和馬がまだそこにいるかもしれないのよ。それに……今の話が本当だと言うなら、その証拠があるかもしれない」
奈央さんは……新崎さんとどんな関係だったのだろう。
いや、改めて考えなくても分かるか。
きっと、奈央さんにとっては新崎さんは大切な人で、俺を殺す事よりも先に、その亡骸を見付けたいと思っているのだろう。
ビルの中だから、怪物に喰われたなんて事はないと思う。
まだ残っているならば、腐ってしまう前にと。
「案内しますよ。だけど、どんな状態であっても覚悟はしてくださいよ」
決して綺麗な亡骸じゃない。
首が飛ばされている、無惨としか言えない亡骸を見て、奈央さんが取り乱さないとも限らなかったから。



