殺戮都市

明美さんが星4レアの武器。


練習を重ね、きっと沢山の東軍の人間をそれで仕留めたのだろう。


だけど、それでもダメなら、俺を殺す手段はない。


奈央さんはきっとそう感じたに違いない。


「真治君、お願いだから何があって和馬を殺さなきゃならなかったのか教えて。そうじゃないと、納得なんて出来ない」


ボウガンの前に手をかざして、明美さんがボルトを撃つのを止めさせた奈央さん。


何を言っても信じてくれそうにないけど、あの時、何の騒ぎだと見に行った時から誤解は始まったんだ。


「分かりました……でも、途中で嘘だなんて言わないでください。最後まで全部話してから、そう判断するなら判断してください」


「分かったよ。それで良いよね、明美」


奈央さんになだめられて、明美さんは渋々頷いた。


「俺達が公園にいた時、通りが騒がしかったですよね?」


一つ一つ、思い出すように俺は二人に話し始めた。


恵梨香さんが、仲間を求めて南軍にやって来ていて、公開レイプされていた女子高生を助けた事。


その後、女の子を東軍に帰し、ビルに身を隠していた所を、新崎さんのサーチ機能を使って俺を見付けたという事。


そして、用済みとなった新崎さんを、斎藤が殺したん事を。