殺戮都市

「なんだよそりゃあ!腹痛え!!テメェに運はねぇって証明されたな!」


くっ……まだだ、もう一回出来る。


木刀を放し、再びポケットから端末を取り出してもう一度ガチャる。


渦に手を入れ、引き抜いた物は……草刈り鎌。


どれもこれも星3レアで、この状況を打開出来るような物ではなかった。


「今度は草刈りでもするのか!?あんまり笑わすんじゃねぇよ!!」


俺は……今まで、何かの役に立つだろうと思って、トンカチも取っておいた。


事実、葉山との戦いで役に立ったし、そのおかげで倒したやつだっている。


だけど、この状況を打開出来なければ持っていても意味がない。


教えてもらったけど、今までやらなかった方法。


グッと日本刀を噛み締めて、俺は一度鎌を放して頭の中で想像した。


トンカチ、木刀、鎌を持っている姿を。


空間から引き抜かれた三つの武器。


それを日本刀の刀身に当て、全部の武器が日本刀に吸い込まれるイメージをすると……。


手にしていた三つの武器が消え、ポケットの端末から音声が聞こえたのだ。








『武器合成強化が完了しました。武器レベルが1から5に上がりました』