殺戮都市

フラフラになっている俺を、周りの人間までバカにしている。


このままだと、本当に何度でも殺されてしまう。


ソウルが感じた俺は、日本刀の刀身を口にくわえ、ポケットから端末を取り出した。


「おいおい、こんな所で何するつもりだ?まさか、起死回生のガチャでもしようってのか?やってみろよ。星5レアでもどうにもならねえのに、何が出たって同じだろうがな!」


斎藤のその言葉で、さらに笑いが巻き起こる。


悔しいけど……斎藤の言う通りだ。


高速回復なんて使っても、戦闘中だから意味はない。


俺が賭けようとしたのはまさにガチャで……考えが読まれているようで情けなかった。


ソウルは14……ガチャは二回出来る。


祈るような想いで「ガチャる!」というボタンを押し、俺の目の前に白い渦が現れた。


「こいつ、本気でやりやがった!腕を無くして頭がイカれたのか!?」


端末をポケットに入れて、渦に手を入れた俺は……何かを掴んでそれを引き抜いた。


出て来たのは……。











木刀。












日本刀と比べると完全に格下の武器に、ついには斎藤まで笑い出してしまったのだ。