「……年、いつまでそうしているつもりだ?」
どれだけの時間が流れたのだろう。
俺の意識は、聞き覚えのある声で緩やかに覚醒して行く。
「うーん……母さん後少し……」
ゴロンと寝返りを打ち、布団を掛けようと手を動かすけど……何だか柔らかい感触。
「全く、亜美が起きる前に見に来て良かった。そんな淫らな姿を見せるつもりか?」
何を言ってるんだ、母さんは。
それにしてもこの手触り……すべすべしてて気持ちが良い。
ん?すべすべ?
そんなもの俺の布団にあったか?
もっと眠りたかったけど、何とか目を開けると……そこには女の子。
仰向けになって眠っているその腹部の上に、俺の手が添えられていた。
ブラウスのボタンは外され、下着が丸見えになっていて……何がどうなっているんだと、そこの光景を見て動きを止めた。
「彼女が彼女がと言っていても、真治少年も立派に男だったというわけだ。存分に楽しんだか?」
その声の方を見ると、白い下着を身に付けたとびきりの美人。
「……うわ!え、恵梨香さん!ち、違いますよこれは!俺は何もしてませんからね!」



