殺戮都市

「男は殺す……そう言ったよな!?でも俺は死ぬわけにはいかない!」


男は残り一人。


あっという間に三人殺されて、恐怖を感じ始めたのか、男は女子高生の方に後退して引きつった笑みを浮かべたのだ。


「じょ、冗談だって……あんたらがこんなに強いなんて思わなかったんだよ。ソ、ソウルが目的か?だったらほら、まだ他に三人いるだろ?こいつら殺して良いからよ」


「は、はぁ!?あんた何言ってんのよ!」


「うちらを犠牲にするつもり!?」


すでに一度、この女子高生達を殺しておいてこんな事を言うのはおかしいかもしれない。


だけど、ここまで酷いやつは見た事がない。


「お、おい!助かりたかったら服脱げ!一発やらせれば見逃してくれるかもしれねえだろ!」


「ふっざけんな!!あんた頭どうにかしてんじゃないの!!戦って死ねよ!」


本当に何を考えているんだよこいつは。


生死がかかった状態で、自分が助かる為に人を捧げようっていうのか。


「ほう。なかなか面白い取り引きだが、私は女だぞ?私には何もなしか?」


「そ、それは……」


恵梨香さんに詰め寄られ、女子高生には見限られて押し出された男。


もう、どこにも逃げ道なんてなかった。