「おかしいと思わないか?この街にやって来た時も、戦闘の前後も、誰があの声を流しているのか。どこかにこの声の主がいて、私達が殺し合うのを見て楽しんでいるとしたら……それはバベルの塔しかないだろう」
街全体を見下ろしているって事か。
街の真ん中にあるバベルの塔はその為に作られたとでも言いたいような言い方だ。
「まるで神様みたいですね。下界を見下ろしてるなんて」
「作られた神さ。天にさえ届く、神にだってなる事が出来ると思い込んだ、高慢な人間の力の象徴だ」
その話を聞いていて、俺には一つの疑問が浮かんだ。
もしもこの街を誰かが作ったとしたら……その人は間違いなくこの世界の神で、俺達が何をしているかなんて分かってるんじゃないかと。
バベルの塔に行こうとしている恵梨香さんの気持ちも分からなくはないけど、そこに行って何をしようとしているのだろうか?
「バベルの塔に行って何をするつもりですか?」
「声の主に会って、こんな馬鹿げた殺し合いはやめさせる……というのが理想だが、それが出来るかどうかは分からない。本当にそんなやつがいるかどうかも分からないしな」
街全体を見下ろしているって事か。
街の真ん中にあるバベルの塔はその為に作られたとでも言いたいような言い方だ。
「まるで神様みたいですね。下界を見下ろしてるなんて」
「作られた神さ。天にさえ届く、神にだってなる事が出来ると思い込んだ、高慢な人間の力の象徴だ」
その話を聞いていて、俺には一つの疑問が浮かんだ。
もしもこの街を誰かが作ったとしたら……その人は間違いなくこの世界の神で、俺達が何をしているかなんて分かってるんじゃないかと。
バベルの塔に行こうとしている恵梨香さんの気持ちも分からなくはないけど、そこに行って何をしようとしているのだろうか?
「バベルの塔に行って何をするつもりですか?」
「声の主に会って、こんな馬鹿げた殺し合いはやめさせる……というのが理想だが、それが出来るかどうかは分からない。本当にそんなやつがいるかどうかも分からないしな」



