殺戮都市

来るなと思い、日本刀を振るっても、その間合いは完全に読まれている。


それに加えて畏縮した俺の動き。


武器のレアリティは俺の方が上なのに……人間の強さに大きな差がある。


俺自身が弱いから、日本刀を最大限に活かしきれないんだと痛感していた。


今、この状況を打開する為にはどうすれば良いんだ。


攻撃をナイフで弾かれ、腹部に蹴りを食らった俺は、再び地面に倒れ込んだ。


と、当時にポケットから飛び出る端末。


壊されたらいくらソウルが残っていても死んでしまう。


慌てて手を伸ばして拾い上げた俺は、その画面を見た。


ソウルの数は……7。


一回死んだところで、俺は南軍の陣地で生き返る。


だけどそれじゃあダメなんだ。


今、この状況を打開出来る何かがなければ……。


そう考えていると、画面の下の方で俺を誘うかのような「ガチャる!」の文字が目に入る。


こんな状況なのに……すがり付くように、引き付けられるようにその文字に指を伸ばした俺は……。






















その文字に触れ、ソウルを5個使用してガチャを実行した。


白い光の渦が目の前に現れる。