今まで普通に話していた人が、手首の色の違い一つで敵になる。
それがこの街の異常性で、それが出来ないやつは死ぬしかないのだ。
「どこかで見た事があると思ってたんだよ……大層な武器を持って、ガクガク震えてたチキン野郎じゃねぇかよ」
男の口元が緩む。
あれから一日……大して成長していないと思い込んでいるのか、油断しているのが分かる。
でも……そうじゃない。
弓長を殺した事で、また日本刀が強化されて、さらに軽く感じる。
重量による振り遅れはないはずだ。
つまり……リーチが長い分、俺が有利に違いない。
「あの時、ソウルを失ったせいで新崎さんは死んだ。仕方のない事だけど……お前を殺す事に、ためらいはない!」
強く、心の奥底から湧き上がってくる感情を声にして押し出したおれは、大きく一歩踏み出して男に斬り掛かった。
弧を描いて振り下ろされた日本刀は、完全に男の頭部を捉えている。
もらったと思ったけど……それより速く、男は後方に飛び退いて、俺の斬撃をかわしたのだ。
すぐさま振り上げる第二撃を放つも、今度はナイフで軽く弾かれる。
何度攻撃を加えても……俺の日本刀は、男に当たる事はなかった。
それがこの街の異常性で、それが出来ないやつは死ぬしかないのだ。
「どこかで見た事があると思ってたんだよ……大層な武器を持って、ガクガク震えてたチキン野郎じゃねぇかよ」
男の口元が緩む。
あれから一日……大して成長していないと思い込んでいるのか、油断しているのが分かる。
でも……そうじゃない。
弓長を殺した事で、また日本刀が強化されて、さらに軽く感じる。
重量による振り遅れはないはずだ。
つまり……リーチが長い分、俺が有利に違いない。
「あの時、ソウルを失ったせいで新崎さんは死んだ。仕方のない事だけど……お前を殺す事に、ためらいはない!」
強く、心の奥底から湧き上がってくる感情を声にして押し出したおれは、大きく一歩踏み出して男に斬り掛かった。
弧を描いて振り下ろされた日本刀は、完全に男の頭部を捉えている。
もらったと思ったけど……それより速く、男は後方に飛び退いて、俺の斬撃をかわしたのだ。
すぐさま振り上げる第二撃を放つも、今度はナイフで軽く弾かれる。
何度攻撃を加えても……俺の日本刀は、男に当たる事はなかった。



