臆病な恋




「……ああ、そういうことね」



瑠佳はにやにやしていた。




なぜならそこには
『ウサギの着ぐるみ』を着た透斗がいたのだから。



雪音の顔を見ると




「――――――っ!!!」




手で顔を隠して悶えていた。




着ぐるみといっても、つなぎのように
なっていて、ウサ耳の付いたフードをかぶっている状態だった。




「ねぇ、これ暑いんだけど」




透斗は仲のいい二組の友達に言った。




「ユッキー、それで二組の宣伝して
きてよー」




「やだよ!」