あ…でも、と瑠佳が言う。 「…なに?」 「補習の名簿に高島くんの名前、 書いてあったよ」 雪音は目を丸くして瑠佳を見た。 「何で早く言わないの!!」 怒っているのか喜んでいるのか よく分からない表情の雪音。 “補習”といっても、テストで赤点を 取ったからではない。 自主加型なのでやるかやらないかは 本人のやる気しだいなのだ。 そっか…夏休みも会えるんだ! 雪音は嬉しそうに微笑んだ。