臆病な恋





そんな雪音を見て、





「あ…ごめん。思わず本音が出た」





と、透斗も少し赤くなる。





「あ、はは。今日暑いねー」





パタパタと手で扇ぐが、顔の熱は増ばかり。



胸には嬉しさと気恥ずかしさと…ほんのちょっとの期待と。






「あ、のさ…。黒川さん休憩どれくらい?」





「1時間くらいはあるよ」





「じゃあさ、俺と一緒に…」







「───雪音?」