臆病な恋




「雪音!」




透斗と別れた雪音は外に来ていた。




「あ、蒼太!」





これからバレーボールの準決勝を始めるらしく、蒼太のクラスが練習していた。





「蒼太すごいね!
次勝ったら決勝じゃん!」




「…うん」




「どうかした?」





雪音は蒼太がいつもより元気の無いように見え、心配した。





「あのさ……」




「うん?」




「俺らのクラスが優勝したら1つだけ言うこと聞いてくれる?」