臆病な恋




「じゃ、俺行くわ」



チャイムが鳴ったので行ってしまった。





「紗奈絵ーっ!!」




休み時間になり、紗奈絵にいきなり
抱きついた。


小柄な紗奈絵は、165㎝もある私の腕の中にすっぽり埋まってしまった。




「なになに、どーした?」




「………告白できた」




私の言葉を聞き、紗奈絵は嬉しそうに、




「そっか、よかった!!
で、返事は??」




「それが…チャイムに邪魔されまして…」




「何やってんの!!?
明日、ちゃんと聞いておいで!!」