負けた1年生はコートから去っていった。 「ねぇ…」 瑠佳が雪音に近づき耳元で言う。 「審判って高島くんじゃない?」 「…へっ!?」 確かに、高島くんはバド部だから審判する可能性もあるけど…… まさか私たちのところになるわけ…… だが、そんな雪音の期待を裏切り、瑠花はある方向を指さす。 「だって、あそこで準備してるよ」