臆病な恋




「──こんなとこに呼び出して、どーしたの?」




「話したいことがあってさ…」




普段使用されてない教室にいたのは、
透斗と彼女の七海。




「電話でもよかったのに」




「それだと良くないと思って」





向かいの教室に残っている生徒たちの声が微かに聞こえてくる。





透斗は一呼吸して





「あのさ、俺と────…」