俺だったら周りと同じように見て見ぬ振りをするだろうに。 何でそこまで一生懸命になれるんだろう。 そう思うと、とても彼女に興味が湧いた。 「黒川さん、俺がおばあさんおぶるよ」 気づいたら黒川さんに声をかけていた。 ──────────── ────────────── ────────────────── 「…2人そろって2時間も遅刻しやがって」 俺と黒川さんは職員室で担任の関川に 怒られていた。