──バレンタイン前日の夜── 「何作ろうかな…」 お菓子作りの本を見ながら雪音は悩んでいた。 「…よし、トリュフにしよ!」 すぐに決め、早速チョコ作りに取りかかった。 溶かしやすくするためチョコを切り刻んでいると、 「ちょっと、あんた手切りそう!」 横から雪音の姉・琴音(ことね)が口を出し た。 「大丈夫じゃないー?」 「はぁ…私も手伝ってあげる」 見るに見兼ねた琴音が手伝おうとすると 「だめ!」 雪音に止められ驚く琴音。 「……これは私1人で作らなきゃだから」