愛してとは言わないから





「あ、でも今から飯なんだろ?お前は食わねぇのか?」




「あ、えと、わたしはここで食べるから...」




「何でだよ?飯はみんなで食うから美味いんだろ」




「そ、そういうのわかんない。1年以上一人で食べてるから...」



そう言えば、一之瀬くんは眉間に皺を寄せた。



な、なに




「それって―――――――」





一之瀬くんが口を開いたその瞬間、





「先輩!この部屋は入っちゃダメだって言ったじゃないですか!!」




望乃華が、一之瀬くんにいきなり飛び付いたかと思うとそう、叫ぶように言った。





おまけにわたしを憎むような目で睨みながら。