そして今、木を作ってる。
でも大道具の係の人数が少なくて音響の係りの人も手伝ってくれている。
その中に篠山くんがいることに気付いた。
音響の係りなのに率先して作業をしている。
みんなの疲れた〜っていう声や頑張ろうって声が耳にはいってくる。
みんなが成功させるために一生懸命作業していたおかげで大体が完成してきた。
そして、それぞれ作業が終わった人から、帰っていく。
わたしたちが作っている木はあと片付けが残っている。
その片付けにも音響の係の篠山くんの姿があった。
最後まで残って片づけを手伝ってくれた。
「篠山くんありがとう」
わたしはその優しさが嬉しくてお礼を伝えたくなった。

