『りおー!テストどうだった??』
隣に座った まきに聞かれた。
正直本当に話しかけないで欲しかったのに。
『ん?ああ。赤点だわ。呼び出し食らってるから、今日の午後の集会行けない』
そう、わたしは一応優しく言った。
(リオにしてはこれは優しいうちなの)
『呼び出し!?ってことはあいつと
2人っきりって事だよね??
うわぁツラ(笑) ほんと
姐さん。お疲れ様っす。』
話を聞いていた、まりあがそう言った。
…ぶん殴ってやろうか?
そう考えたけど、授業中だからやめた。
そして…思った以上に時間が早く進み
約束の放課後がやってきた。
ほんっっっっとに気が重い。
ただそれだけ。
わたしはそう思いながら
がんばって笑顔を作りながら
化学室のドアをノックした。
『キムラ先生いますか??』
すると、奥の方から
『あー、きみか。
適当に座って。』
と、言われて、
は?なに??授業の時と違くない??
と、思ったけどまぁ、気のせいか。
って自分の中で片付けたの。
そしたらさ、
『で?いつまで猫かぶってるの??』
…え??
イマナンテイッタノ。
『なに言ってるんですか〜!そんなことしてませんよ〜』
『あっそ、ほんとは、腹黒くて性悪で
友達のことも友達だと思ってないんじゃないの?』
…こいつなにいってんの!?
『は!?
友達は大事だし!!わたしのことなにも知らないくせになんなの!』
『笑。はいはい。』
『補習しないなら帰ります!!』
『別にいいけど、これ明日までにやってきてね?あと、次のテストで赤点だったら お仕置き。それと 俺の本性みんなに言ったら…どうなるかわかるよね?』
『課題おおくない!?こんなにできるわけない!!』
『ふーんできないなら別にいいけど〜』
『むかつく。やります。やればいいんでしょ?では、さよーなら。』
『気をつけて帰れよ〜』
…もうなんなの!あいつ!
表と裏が違いすぎる。
こっちのペース崩れすぎ!!
わたしはだれ?リオよ。
みんなが、リオちゃんリオちゃんって
ついてくるような女なの。
あんなちんちくりんな奴に騙されちゃダメ。
しっかりしなさい!!
(結局、課題は リオのプライドが許さない〜とか言って完璧に終わらせた)
