「えぇっ?!また引越し?!」 リビングにあるテーブルに 強く手を打ちつけ、大声をあげる私。 「ごめんな、桜姫。 でもきっとこれが最後だから! お前は高校生活に専念しなさい」 優しく語りかけるお父さん。 松島 桜姫、また引っ越します。