「あ、あのぉ、好きです!!付き合ってください。」


「あ~、、ごめん。俺。彼女いる、気軽に告らないでくれるかな」

はぁー、ゆーうつだわ。

私、星乃茉那(ホシノマナ)は、先輩の吉根陽輝(ヨシネハルキ)に告白して、見ての通り、ふられました。

もぉやだぁ。あー、なんかボーッとするな。

「おぉーい、茉那。聞いてますかぁ??」
という声で我に返った
あぁ、みぃちゃんか。みぃちゃんこと、こちらの子は姫野嫺(ヒメノミヤビ)!!
とてつもなく美少女で、とてもモテる笑
あたしと一緒にいると、美人二人組って言われるんだ…。私のどこが美人なんだか…はは笑

「あ~、廊下が騒がしいわね!!何だろう?」
とみぃちゃんは言うが、私はわかる。
この、“キャー”や、“カッコいい”のこえは、間違いなく陽輝先輩たちのファンの女子たちによる歓喜の声。
何でそんなに戯れるのか。

「あれ?茉那、もしかしてフラレた?!」
と言われ、とても混乱する。
「ふぇっ?ぁっとぉ、ふ、られましたっ!!」
意味もなく緊張しすぎて、声が裏返る

あぁ、穴があったら入りたいよぉ。

「そっかぁ、そんなフラれたごときで、くよくよすんな?次の男見つけりゃいいんだよ!!お、と、こ♡ガハハハ」

みぃちゃん、キャラが完璧崩壊してますよ?

「もぉ、いいんだよ。彼女いるから。。あたしなんかがふられて当然」

「あ、茉那、海鈴が呼んでるよ!!」
海鈴?あぁ、3組の、小池海鈴ちゃん(コイケミスズ)か!

「海鈴、なぁにー?」
と聞くと、真っ赤な顔して、
「これさ、秀眞君に渡してくれる?」と言って、手紙を渡された。
も、もしやこれは、ラブレターではないか?!
と大混乱✨
「ふぅん、わらしとく!!」とめっちゃ噛んでしまった笑
はずぃー泣

ラブレターか。。いいなぁ

トボトボ、海鈴の言う、秀眞のいるところへ行く。
ドカッ

「あ、すいま…」途切れた。だって、目の前には、陽輝先輩と、つれの人たちがいるから。

「ごっごごめんコメンなはいぃ」

と言い放ってダッシュ!!
今までに出したことのない超高速スピード笑

「はぁ…はぁ…、秀眞、こっこれ、海鈴から。返信書いてね…」
ふぅ、これで役目ゎおわった!!

もぉ、散々だょ。。

はぁお家帰りたい