「もし本当に自分と友達になったら 周りが不幸になるとか思ってんなら まず俺を不幸にしてみろよ。…できるもんならな」 「…嫌」 「あれ、できねーの?」 倉松はしばらく考え込んだのち 静かにまた口を開いた 「…今まで私と友達になった人達は 必ず不幸なことが起きてた 付き合ったばかりの彼氏と別れちゃったり 体育で怪我しちゃったり…」