「っしゃ~!ギリセーフッ!」



「まーたお前か早坂~…

次はないからな~」



「うっす!」



「あの、原田先生」



「ん?どうした~倉松」




「早坂くん、45秒遅刻です

なので、1点引かせてもらいます」




貴子の存在を知ったのは

この日が初めてだった