「原先、明日はどんな髪型になるかな~♪」


「つーかヅラ被るくらいなら

そのまま素の状態で来ればいーのにな

なんかこっちが気使うわ……」


「俺も原先見習って

被っちゃおっかな~っ」


「は~?なんの為にだよ…」


「え、気分」


「まぁもし被るってなったら

100パー倉松に止められるだろうな」


「いやむしろ、惚れ直すかもしんねぇよ?

ヅラ姿も似合ってる~♪………って!」



「…………………………」

「…………………………」





「……さすがにねぇな」


「……うん、俺も思った」