落ち着け…落ち着くんだ俺 目の前にいるこの女子が いま俺になにかを伝えようとしている… 「…やっぱり匂うわね」 「えっ?にっ…におっ…にお…う…?」 「香水、言っておくけどそれ規則違反」 「はっ、はいっ……?」 褒めるわけじゃないが よく似合う赤渕メガネ… 片手に抱えられた分厚い謎のファイル 規則通りの膝丈までの長さのスカート そして胸元に光る… 「なっ……!」 風紀委員のバッジ…!