もはや、再会してから、何度目になるか分からなくなったある日の、2人でのお出掛けの時。


その日は何だかずっと、本条君ーーー豊が、落ち着きなかった。


「どうしたの？」なんてさりげなく聞いても答えてくれないのは、豊の常。


寂しく無いことは無いけれど、まぁ仕方ないか。と諦めていた。



だって、友達でしか無いもんね。