「ーーー私、ここだから」 私は軽く、手で示す。 あまり人には見せたくない、アパートを。 「あぁ、分かった。 あのさ………」 「ん?何?」 「ーーーっと、いや、何でも」 本条君が慌てて否定するから、突っ込まないけど……ちょっとどころじゃなく、気になる。