扉の方に向かった本条君は、ぼそりとつぶやき、小さな紙を差し出した。 「これ、俺の今の連絡先… 今日中に出来れば連絡して欲しい」 「あっありがとっ!わわわ分かった!!」 私は慌ててそれを受け取り、その後無事に目的の教室へと連れて行ってもらえた。