運命の作り方

◇∞━***━***━***━***━***━∞◇

空の覗き穴から、様子を見ていた、そして今、見届けた「大天使」の彼女。



そっと穴を閉じ、素早く立った。




輪廻の道を通り、あの夫婦の下へと天使は生まれて行った。




彼女が落とした、最後の飴玉ーーー幸せ色の。
幸せの詰まった、蜂蜜色の飴玉を抱えて。








最後の飴玉は、あの小さな天使の彼の為のものだったのだ。



新たな命を受ける者が一つずつ持つ、運命の詰まった、飴玉。