ップシュゥーーー 「ーーーーっえ?」 閉まる電車の扉を。 私はなぜか、電車の"中"から見ていた。 「危ねぇなーーー大丈夫か? 何であんなにぼーっとしてたんだよ」 「まぁまぁ、そんなに責めないでやってよ。それよりもとっさに豊を助けに出した、あたしの判断力を褒めて欲しいわ」 あたしはハッとして、慌てて謝った。 「ごっ、ごめんなさい!!っと、ありがとうございました!わざわざ助けて頂いて…」