「そうだな、裕二も連れてこないとかわいそうだな……」
「じゃあ、俺探してくる!」
慶一は、そう言って食堂を飛び出していった。
正哉は慶一が出て行ったのを見送ると
「じゃあ、失礼します……」
と恐縮しつつ悟の対面に回り込んだ。反対側に行くと、そこには椅子は一脚もなかった。それに気付いたさきほどの男性は
「あ、そうだった。ここにはね、椅子はないんだ。あそこにパイプ椅子があるから、持っておいで」
と、食堂の端を指差した。
「じゃあ、俺探してくる!」
慶一は、そう言って食堂を飛び出していった。
正哉は慶一が出て行ったのを見送ると
「じゃあ、失礼します……」
と恐縮しつつ悟の対面に回り込んだ。反対側に行くと、そこには椅子は一脚もなかった。それに気付いたさきほどの男性は
「あ、そうだった。ここにはね、椅子はないんだ。あそこにパイプ椅子があるから、持っておいで」
と、食堂の端を指差した。



