小児病棟

「じゃ、まずは俺から行くぜ!」

悟は、そう言って足を外来の床へ踏み出した。

「それじゃ、俺も!」

続いて、正哉の隣にいた裕二も外来へと足を踏み入れる。

「俺も!」

慶一も、同じく一歩を踏み出した。

「ちぇっ……」

正哉は、最後にゆっくりと足を出した。悟は全員が一歩踏み出したことを確認し

「おし! じゃ、行くぞ!」

と号令をかけた。かくして四人の探検隊は、外来の待合室へと進んでいった。