小児病棟

「うん! わかった!」

裕二は、悟の命を受け持ち場へ向かった。

「ようし! いよいよだな……ワクワクするぜ…」

悟は、食堂の床に膝をつき、一人ほくそえむ。すると、立って裕二のほうを監視していた慶一が

「悟君!」

と、悟の肩を叩いた。悟が立ち上がると、裕二が向こうで手まねきをしている。

「よし! みんな行くぞ!」

悟は素早く食堂から出て裕二のほうへ歩いていった。

「よし!」

慶一も、それに続いて歩いていく。

「仕方ない……行くか…」

正哉は、頭をかきながら、その二人のあとを追った。