「よし! じゃあ、次は乾燥室だ」
正哉と裕二は、十二病棟のあちこちを、つとむの手を引いて連れてまわった。つとむも、いつの間にか二人に対する警戒心をなくし、徐々に笑顔になっていった。
そのころ一号室では、ナースセンターから戻った看護婦さんとつとむの母は、つとむがいないことに気付いていた。
「あら? どこ行ったのかしら……」
看護婦さんが病室から廊下に顔を出し、左右を見回した。
「正哉と裕二が連れていったよ、病棟を案内するんだってさ」
すると、同じ部屋の中学生が看護婦さんに向かって、そう報告した。
正哉と裕二は、十二病棟のあちこちを、つとむの手を引いて連れてまわった。つとむも、いつの間にか二人に対する警戒心をなくし、徐々に笑顔になっていった。
そのころ一号室では、ナースセンターから戻った看護婦さんとつとむの母は、つとむがいないことに気付いていた。
「あら? どこ行ったのかしら……」
看護婦さんが病室から廊下に顔を出し、左右を見回した。
「正哉と裕二が連れていったよ、病棟を案内するんだってさ」
すると、同じ部屋の中学生が看護婦さんに向かって、そう報告した。



