小児病棟

「じゃあ始まるよ」

二ノ宮先生は、映写機のボタンを押した。白いスクリーンが明るくなり、数字が点滅する。

「始まったぞ?」
 
悟は身を乗り出した。正哉は、どんな映像なのかドキドキしながらスクリーンを見つめていた。