小児病棟

「じゃあ、どうするの?」

そうたずねる慶一に正哉は

「俺にいい考えがある」
 
と言って、自分のベッドにたたんである毛布を広げ始めた。

「悟、そっち持って?」

「なるほど、これで隠すのかあ」
 
正哉と悟は毛布の端と端を持って広げると、窓際のヒーターとベッドの間にかけた。