通路に入ると、外はもう真っ暗で、窓に映る黄色い電灯が時折チカチカと点滅していた。 正哉が近づいていくと、北川さんはすぐに気づき、声をかけてきた。 「おう、坊や、ええと、正哉だったな」 「さっきはいろいろごちそうさま」 正哉は、そう言って頭を下げた。