『春の草~五色までは~覚えけり~!』




ドドドドドドドドド





歳三「緋~桜~!」





私はクスクスと笑い縁側に座ったままで居た。







勿論総司、那岐は逃げた。







歳三「…お~ま~え~は~!」






顔を真っ赤にして私を睨み付けた。
















『…私は好きだがな、トシの俳句♪
例えば……梅の花一輪咲いても梅は梅って言うの、自分は自分って感じで、私は好き♪』







そう言った私を目を見開いて凝視した。






歳三「…そ……そうか?」








歳三は照れた様に赤く成っていた。








『うん♪』





満面の笑顔で頷いた。













歳三「…お…おう、あ…ありがとうよ」