そして数秒後、立っていたのは私と 女の子だけだった。 『………弱っ、私全然本気出して無いが………まぁ良い』 私は、女の子の方へ歩いた。 『大丈夫か娘』 女の子は、声も出さずにコクコクと頷いた 其を見て、私は安堵の息を吐いた。 『そうか、………さてと行くか?』 女の子は、首を傾ぎ何処へ?って感じで、私を見ていた。