帰り道では世間話をしていた。



葵のうちの曲がり角のところまで来た。



「じゃあね、莉里。また明日。」



「うん!ばいばい!」



そう行ってあたし達はわかれた。



あたしは歩き、しばらくして家についた。



「ただいまー。」



そう行って、リビングに行くとお母さんがいた。



「おかえり、莉里。荷物置いたら下おりてきて。大事な話があるから。」



大事な話ってなんだろ?



出張とかかな?



前、そうだったしね。



あたしは荷物を置き部屋着に着替えた。



下へおりようとすると下からお母さんが



「莉里ー、有翔と星姫と夢翔読んできてー。有翔が星姫たちのめんどう見てるからー。多分、星姫と夢翔の部屋よー。よろしくねえ。」



お母さん、声が通るなー。



そんな事を思いながら星姫と夢翔の部屋に言った。



そこではおままごとをする星姫と夢翔、それを見守る有翔がいた。



「お母さんが下おりてきてーだって。」



「わかった。ほら星姫、夢翔いくぞ。」



「うん!」



「星姫、まだ遊ぶのー!」



夢翔さすが。



聞きわけがめちゃくちゃいい。



星姫……。



また、あの手か。



「星姫、し「下へこないとおばけが来て星姫を食べるぞ。」



「えっ!星姫、下いくぅぅ!」



また、遮られたし。



てか、有翔おばけ作戦(莉里が考えた名前)に呆れてたくせに。



自分も使ってんじゃん。



まあ、星姫がしたへ行くならいいけどね。