莉里side





ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ、カチッ


窓から、眩しい朝日がさしこんでくる。


「ふぁぁぁ〜」



時計を見ると6時30分。


うん、いい時間。



あたしの名前は如月 莉里 (キサラギ リリ)


今日から星雲高校の3年生!



おっと、自己紹介してる場合じゃない。


あの子たち起こさなくちゃ!


そう思い、ドアをあけた。


すると丁度、隣の部屋のドアがあいた。


「おはよ、有翔。」


「はよ。姉貴。」