「あの、……小鳥遊くん。」
酷く落ち込んだ気持ちを胸にしまって、駅から出ると、後ろを歩いていた鈴原が突然立ち止まった。
俺も止まって振り返ると、駅から出てくるたくさんの人たちが、俺達を鬱陶しそうに見つめる。
「……あっち、行こうか。」
俺が言うと、鈴原の何故か力のこもっていた肩が、すとんと落ちるのがわかった。
「……」
「……」
それから、鈴原も俺も、何故かずっと無言のまま、俺の家が近づいてしまったが、鈴原が言いかけたことが気になっていた俺は、家まで送り届けることにした。
そしてしばらく歩いていると、鈴原が再び足を止めた。
鈴原を見れば、隣の俺よりも、もう少し向こう側へ視線を送っていた。
俺がそちらを向くと、そこには小さな公園があった。
ふたつのブランコと、ぞうの滑り台、そして、小さな砂場。
俺も小さい時に何度か来たことがある、ここの名前は、確か、……ことり公園だ。
ぼんやりと立ち尽くしていると、鈴原がその公園へと進んでいった。
酷く落ち込んだ気持ちを胸にしまって、駅から出ると、後ろを歩いていた鈴原が突然立ち止まった。
俺も止まって振り返ると、駅から出てくるたくさんの人たちが、俺達を鬱陶しそうに見つめる。
「……あっち、行こうか。」
俺が言うと、鈴原の何故か力のこもっていた肩が、すとんと落ちるのがわかった。
「……」
「……」
それから、鈴原も俺も、何故かずっと無言のまま、俺の家が近づいてしまったが、鈴原が言いかけたことが気になっていた俺は、家まで送り届けることにした。
そしてしばらく歩いていると、鈴原が再び足を止めた。
鈴原を見れば、隣の俺よりも、もう少し向こう側へ視線を送っていた。
俺がそちらを向くと、そこには小さな公園があった。
ふたつのブランコと、ぞうの滑り台、そして、小さな砂場。
俺も小さい時に何度か来たことがある、ここの名前は、確か、……ことり公園だ。
ぼんやりと立ち尽くしていると、鈴原がその公園へと進んでいった。

