ドキんっ

嘘でしょ…?
私…入っちゃったよ?青い扉…。

「ほんとに入ったら人が死ぬの?」
私の声は震えていた。
それを察したのかお姉ちゃんは、

「りん…もしかして…入ったの?」
お姉ちゃんの声もどこか怯えていた。

私は静かに頷いた。